この記事は個人契約の家庭教師を始めた人、始める人向けです。
もし、まだ案件をゲットしていない人は、案件を探しましょう。
https://yurudream.com/2019/05/22/start-katekyo/
個人契約の家庭教師として伺う際には、自分で授業日程を管理する必要があります。
毎週同じ曜日に同じ時間に授業ができればいいですが、時期によってはそうとも限りません。
個人契約の家庭教師として、指導に行く際には、計画立てが重要です。
では、その計画立てとは
- いつ
- 誰と?
- どのように
立てればよいのでしょうか?
今回は僕が実際にやっている計画の立て方についてご紹介します。
授業計画立ての間隔
計画立ては1ヶ月ごとに親、生徒どちらにも伝えた上で、記録に残しながらやることをおすすめします。
多くの飲食や塾系のバイトでは、1ヶ月分のシフトを提出します。
それと同じように前の月の最終週に次の月の計画を立てています。
このようにすることで
- 次の月にどのようなことを勉強すればいいのか
- どの程度の頻度で入るのか
を確認します。
また、次の月に生徒の試験が入る場合には、それに向けて逆算して、テスト前に多めに授業が入れる相談をします。
このように計画を立てることで、大体の回数を把握できるので、勉強をどれくらいのペースで進めればいいか確認できます。
勉強の計画については後述します。
特別な連休
夏休み、冬休み、春休み、お盆、特殊な状況になる場合には、1ヶ月分ではなく、もう少し先まで立てることがあります。
この辺りは用事が入ったり旅行が入ったりなど、双方同じ曜日には授業が行えないことがあります。そのため、柔軟に予定を立てるために、日付を決めています。
テスト前
予定を立てようとする期間がちょうどテスト前にかぶる際には、予定立てを前倒してテストに被らないようにします。
テストが終わってから、その後の微調整をすれば大丈夫です。
自分がいけない日
大学の実習や試験、家の用事、帰省、部活の行事など、普段の指導日・長期的に行けない場合には、必ずこの計画立ての際に伝えましょう。
特に大学の試験や帰省などは前々から分かっていることなので、1ヶ月前でなくても事前に伝えておくと良いかもしれません。
計画は誰と立てる?
計画を立てる相手というのは家庭によって違います。
生徒と話しそれでほとんど決まるところ、親との話し合いでほとんど決まるところ、家庭によって違います。
基本的には生徒が予定を管理できるのであれば生徒と共に立てた方が良いと思います。
これは、大体の勉強のペースの確認ができるからです。
しかし、相手が小学生や同時指導など本人達で予定の管理が難しい場合には、親とスケジュール管理をするのが良いと思います。
生徒と計画を立てる場合でも、特殊な計画を立てるのなら、必ず親に相談、報告をしましょう。
例えば、長期休暇やテスト前の指導の増減などは必ず親に説明するようにしましょう。
と言われるかもしれませんが、後でのトラブルを避けるために言っておくべきです。
授業の日程は必ず記録に残す
授業を忘れたり、勘違いしたりといったトラブルを避けるために、
手帳や卓上カレンダー、メモアプリなどをお互いに用意して、記録しながら予定を立てましょう。
生徒も予定の確認ができるように、生徒、親、自分と3人が予定を記入するようにしています。
生徒には勉強机の上に卓上カレンダーをおいてそれに書き込んでもらうようにしています。そうすることで勉強するときにペースを確認しながら学習できます。
手帳は便利?
家庭教師のスケジュール管理は全部シフトボードというアプリでしています。
連携ができるので便利なのですが、1つだけ難点があります。それは時間変更をするときに記録が残ってしまい、予定が複数件表示されてしまうことです。
これがめんどくさすぎて、最初は手帳に書き込み、その後シフトボードに記入するようにしました。また、細かい時間の変化があった場合や、特殊な交通手段で行ったときにも手帳があると便利です。
なので個人契約の家庭教師として、シフトボード+手帳という組み合わせは便利です。
また、月末などに給与をもらう際にも、生徒 or 親の記録物、自分の手帳と記録しておけば、確認ミスもないです。
お休み、振替
病むを得ない理由でお休みにしたか、指導の都合上、時間が足りないなとなった場合には、普段とは違う曜日や違う時間に振替授業をしましょう。
会社を通している場合と異なり、月ごとの指導回数は決まっていないので、無理に振り替え授業する必要はありませんが、指導内容は終わってなければそうはいきません。
- 予定が合わず通常の授業ができないとき
- テストがあり、通常よりも多くの授業が必要なとき
には、予備日を設けると良いかもしれません。
授業の内容の計画立て
授業の大体の回数を把握できたら授業の内容の計画立てをします。
ここで考えるのは大体のテーマです。
どの科目をどの程度やらなければならないかを確認して、それぞれの回でどの内容を扱うかを考えます。
例えば指導科目が2個であれば、その科目をどのように割り振るか、他科目はどうするか?ということを考えます。
詳しい内容については授業の中で考えながら進めます。これは、授業編で紹介します。
これも親や生徒と話すことが望ましいです。
授業の内容について一方的に決めてしまっては生徒がやりたい勉強ができませんし、親に伝えなければ、指導内容についてあまり理解が得られない可能性があります。
テスト前はそのようなことも考えながら予定を立てましょう。
復習を意識した計画立て
指導の内容は、ザックリと、科目・分野を考え、復習の期間も考えます。
授業編で詳しく述べていますが、復習までが授業です。その授業だけで全てを学ぶのではなく、その後の復習まで考えて授業をします。
基本的には家庭教師の授業のみで完結させようとしてはいけません。
授業中に聞けばわかった気がしますが、その後解いてみるとわからないということは珍しくありません。
なので、授業がない期間を復習の期間として、課題を出す期間を設けなければ定着しません。
例えば、テスト前であればテストの数日前には理解が終わって、既に習っている範囲は演習が終わるように計画を立てます。
テストの数日前に理解が終わり、そこから全ての問題を解き始めるのはとてもじゃないですが間に合いません。
夏休みなど長期休暇に集中的に授業を行うような場合にも、間の日を開けることで復習の期間を作ります。
授業を連続で入れてしまえば、復習することができず、定着しないまま次に進んでしまいます。
まとめ
計画立ては原則生徒としましょう。
ただし特殊な場合は親に相談しましょう。
計画を立てるときは1ヶ月ごとに記録に残るように立てましょう。