大学生が苦しまされる定期試験。
Twitterで医学部生のツイートを見ていると
- 再試が本試
- 80人も再試にかかった
などという言葉を目にすることもあります。
そんな試験の再試ですが、できればかかりたくないし、かかった場合には何とかして突破したいところ。
医学部というところは、一部の理不尽級の大学を除いて、普通に試験勉強をしていれば、留年はしません。
留年とは、特別な状況を除いて試験に落ちた際に取られる措置です。
では、医学部の試験はどのようにしたら乗り切れるのでしょうか?
今回は、再試にかかったという失敗談について、述べていきたいと思います。
再試にかかるテスト勉強NG集
大学により、科目により再試にかかる人数はマチマチです。
ある意味では、大人数落ちるものは、相対評価で考えると、それだけ落ちている人がいるということなので、あまり気にしなくても良いです。
逆に言えば、30人程度もしくはそれ以上に少ない数しか再試にかからない試験では、危機感を感じる必要があります。
※例年の再試の人数と変わる可能性があるため、人数が多いから勉強しなくていいわけではありません
僕は今までの大学生活2年間の中で再試になった科目が4つあります。
そのうち医学に関する科目が2つ、それ以外の科目が2つでした。
この3つについて、順になぜ再試にかかったのかについて述べていきます。
テストで取り返せば大丈夫
まず1つ目は1年生の前期でかかった再試です。
医学に関する科目ではなかったのですが、授業を聞いてもあまり意味がわからない科目でした。
成績の判定方法は、
テスト+提出レポート+実技+加点レポート
でした。
実際は前3つの相加平均を取られていたので、
(テスト+提出レポート+実技)/3+加点レポート
大学により、授業の配分は違うと思いますが、今回見て欲しいのはこの加点レポートです
この科目では、自由内容の加点レポートが毎授業配られていました。
当時の僕は、
「まあ、テストでとれば大丈夫でしょ!」
と思っていました。
加点レポートもあまり出していなかったのに加えて、提出用レポートの内容もあまり良くはありませんでした。
再試レポート対象になりました。
それほど重い科目ではなかったので良かったのですが、大学によっては加点レポートですくい上げ、そうでなければきつい再試が待っていることもあると思います。
加点レポートは絶対に出しましょう
過去問大体やっとけばいけるっしょ
次は1年の後期にかかった再試です。
こちらは医学に関する科目でした。
この科目では例年過去問から大体の分野が出題されていました。
しかし、過去問以外にも目標が配られていましたが、そちらの方には基本手を出さずに過去問に出た範囲を覚えていきました。
その年…
過去問から大幅に変更されました。
過去問から大幅に変更された場合には、同級生もできないかもしれません。
しかし、過去問以外にも参考となるものがあるのならそちらもやりましょう。
このぐらい覚えればいいかな?
2年の前期でかかった科目は勉強不足であったとしか書けないような医学以外の科目なので省略して、最後に2年の後期でかかった科目について紹介します。
2年後期では、解剖学全て、組織学全て、微生物学、基礎免疫学、寄生虫学全てがテスト範囲でした。
もう浴びるような勉強ですよね。
このうち落とした科目では、
実習レポート+小テスト+期末試験が成績判断基準でした。
レポート、小テストが低かったのはもちろんのことですが、この科目では、前の2科目と条件が違っていました。
それは…過去問が一切使えない。
ということです。
過去問はあくまでも参照程度であり、それ以外の価値はない
くらい使えませんでした。
なので
- レジュメを見て覚える
- 過去問を解く
- 覚え直す
- 教科書を見る
を繰り返し、全ての範囲をほぼ覚えつくす必要がありました。
すると…テスト本番で高配点の問題として写真の問題が出ました。
元々圧倒できるような知識量もなかったので、ギリギリ点数が足りませんでした。
このように科目によっては資料、過去問だけでは対応ができないこともあります。
必要に応じて教科書を購入しましょう。
資料なかった、実際あった
試験自体は合格しましたが、このようなエピソードがあったので、紹介します。
なんと大変だなと思った試験は資料があれば楽に合格できたのです。
このようなことが起きないようにするためにも、同級生に資料がないか確認することは頻繁に行ないましょう。
資料の共有システムがない大学では、資料が回ってこない、一部の人にしか回っていないということは起こり得ます。
まとめ
以上が僕の失敗談でした。
医学部の試験では、大学によって科目によってクセがあることがあります。
情報収拾を怠らずに、舐めずに最低限周りがやっていることはやり、試験に臨みましょう!