医学生

医学部のポリクリ(実習)でのメモ作成方法

医学部の実習でのメモ作成

こんにちは、医学生のしおん@preproshio_medです。

皆さんは、実習でどのようにメモを取っていますか?座学の勉強と異なり、場所や移動の制限がかかったり、そもそも電子機器をつかえないというような制約があったりと、メモをするツールに非常に困ります。

ポリクリが始まって、病院実習などに行く中でもメモをするツールについて検討して、自分なりのメモ方法を確立しましたので備忘録、これから実習となる人の参考のために記事にします。

また、医学部以外でも電子機器の使用許可が同等である他の医療系学部(薬学部、歯学部、看護学部?)でも参考になると思いますので、それらの学部に通っていて実習がある人は参考としてください。

ここでは、実習とのみ書いていますが、基本的には病院見学でも同様の形で運用しています。とはいっても、病院見学では用途がかなり限定されるので、紙のメモ帳を使うことがほとんどです。

しおん
しおん
順に見ていきましょう

メモを取るツール(機器)

場面や用途によってメモを取る媒体を変えています。メモを取るツールとして以下のものが考えられます。このうち、iPad miniは所持していません。

  • iPad
    • 標準サイズ
    • ミニ
  • Apple watch
  • PC
  • スマホ
  • 紙のメモ帳

このうち、Apple watchは腕時計自体を付けるのが好ましくないと言われることが多いので控えており、スマホは場所によるアクセス(ICUなど)やApple Watchと同様の問題があるので、メインには据えていません。

このことを念頭において下記のような場面を検討します。

医学部のポリクリで、メモをする場では主に以下の3つの状況がある。

  • 外来の合間や回診など荷物が少ない方が好ましい場合
  • 対面での授業など机がある環境で過ごす場合
  • リモート講義やアーカイブ動画の視聴をする場合

外来の合間や回診など荷物が少ない方が好ましい場合

iPadを持ち込めるような外来では、iPadを用いてメモを取る。

そうでない場合には、電波の都合やそもそも荷物が少ない方が良いという点から、メモツールは紙のメモ帳としている。また、スマホをポケットに忍ばせておいて調べ物や前後の先生とのやりとりでのメモに使用している。

対面での授業など机がある環境で過ごす場合

iPadやパソコンなどその場に適したツールを使用する。話を聴きながらタイピングしやすいという点からパソコンを選択することが多い。

もちろん、資料が配られている場合には、紙やiPadなど適切なツールを使ってメモを取る。

リモート講義やアーカイブ動画の視聴をする場合

covid-19の影響で一部オンライン授業になっており、自身の講義動画をアーカイブ化する先生も増えてきた。このような場合には、基本的にパソコンでメモを取っている。

講義で出てくる図などのキャプチャを取ってノートに貼るという作業がやりやすいためである。ただし、十分な資料がある場合には、PDFをノートアプリに読み込むなどして活用した方がいいので、iPadにてメモを取っている。

メモを取る内容

なぜ、メモを取るのか?

これは、人は何故にメモを取るのか?といった話ではなく、ポリクリでのメモを取る必要性についてである。

  • 資料に追記や自分なりの解釈を加えたい
  • 新規の知識を書き留めたい
  • Todoとしてのメモ
  • 咀嚼した知識をOutputしたい
  • 連絡事項などスケジュールを忘れないようにする

このようなところがあると思う。授業中など資料がある場合のメモを除いた他の4つではそれぞれ新規作成するメモが必要になることが多いです。

新規の知識を書き留めることが多い上、資料に書いてある内容など咀嚼した内容をメモすることも多いだろうと思います。新規の知識と咀嚼した内容を分けているのは、とりあえず聞いた、仮で調べたという新規知識と、何かをみて勉強して、自分の言葉で理解したというのを区分するためです。

また、上記事項以外でも実習では連絡事項をメモすることも多いです。

メモ帳にメモを取る

全般的には、知識は紙のメモ帳にメモを取ることが多い。このときに僕が気をつけていることは以下の3つです。

  • 再起させるようなメモを取る
  • Inbox的な形で管理する
  • 項目が変わればページも変える

手早くメモを取り、自分が内容を理解できればいいので、文章でなくても良いからみたら思い出すようなメモを取っています。調べておく必要があるなと思った項目は、名前のみメモすることもあります。

また、リストで管理するなどして、以前のページに書き加えることはせずに順に内容を加えています。

メモを取るアプリケーション etc

それ以外の場面・内容では、全てアプリ上に取っている。知識の種別ごとのメモツールは以下のような感じです。

  • 資料あり知識:PDF編集できるもの(手書き、iPad)
  • それ以外の知識: メモアプリ(ナレッジ管理用)(スマホ、iPad、パソコン)
  • カレンダーに基づいたメモ(not 知識): TimeTree(スマホ)

それ以外の知識

それ以外の知識を細分化、場面分けすると以下のようになります。

  • 紙でメモしてた知識をメモ: Obsidianのナレッジベースへ。
  • あっ、これ忘れたな(後で、勉強、調べ物をしたい): iOSの純正メモアプリにタスクとしてメモ(Obsidianのデイリーノートへの移行を検討中)
  • 直接メモを取る: Obsidianで新規ノートを作成する

実際にノートがある場合(予備校講座の受講ノートなど)には、そこに記載があるか確認してからメモを取ることもあります。このようにすることで、資料を十分に活用しながら、新規の知識や忘却した知識については現在の自分の知識と結びつけながらメモを取ることができるようになります。

カレンダーに基づいた知識

ポリクリでの予定の連絡や、プレゼンテーションのスケジュールなどは、必要に応じて班員に共有しているTimeTreeに追加しています。

TimeTreeは、他人とスケジュールが共有しやすく、他の人とのカレンダーとの重ねがけができるので、家族とのカレンダーやgoogleカレンダーと紐付けしたバイト等のカレンダーと重ね掛けしてスケジュール管理をしています。

ただ、プレゼンや症例発表などに対しての勉強スケジュールを共有する意義はないので、自分でタスクを作成しています。

動画を視聴する、調べる…みたいな。

病院実習でのメモ

僕は上記のような形でメモを取っています。参考になるもの、ならないものあると思いますが、これから実習を行う人、実習のメモ取りをどうしようか迷っている人の役に立てれば幸いです。

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