家庭教師のバイトでは最初に面接があります。
家庭教師は、お金を払う側(親)とサービスを受ける側(生徒)が異なり、また、直接他人を家に招くバイトです。
そのため、通常のバイト以上に面接で人柄が判断されます。
先生側としても、まだ知らないご家庭側の情報を聞ける良い機会です。
面接の始め方
面接の準備をしましょう。
生徒の親としても大事な子どもを預ける家庭教師の性格などをある程度把握しておきたいでしょうし、こちらとしても雰囲気を知りたいですよね。
面接は採用のためでもありますが、そのような情報を知ることができる良い機会です。
服装
面接の服装。
バイトに行く際には指定されていることがありますが、個人契約の家庭教師では、相手から特に指定されないので自分で選びます。
面接は本来スーツや、それに準じるもので行くべきです。
しかし、家庭教師は、お金を払う人とサービスを受ける人が違う、特殊な仕事です。
生徒の横で常にスーツで教えることはありません。
そのため、体験授業をやる場合、生徒も面接に同席する際には、襟付きのシャツなど、風紀を乱さないような服を着て面接をしていました。
身分証明証
面接には身分証明証を持っていきましょう。
ネットでの契約や初対面との家庭教師なら、ご家庭側としても身分証明があれば安心できます。
学生なら、学生証を用意しましょう。
面接で話したいこと
「指導を具体的にどうするか」
ということについてまず話しましょう。
応募するときに書いた内容について説明すると良いです。
以下は契約しそうになった時のみ相談すると良いと思います。
指導場所
指導場所は、授業当日に慌てて決めなくていいように事前に決めておきましょう。
家に勉強部屋がある場合は、勉強部屋を優先して使いましょう。
もし、ない場合には生徒の部屋で指導しましょう。
また、もしかしたら何らかの理由で自宅以外の場所を求められる可能性もあります。
その場合には
- どこが良いのか
- 場所に使用料がかかるなら、それはどのようにして支払うのか?
ということを考えておく必要があります。
連絡手段
本人との連絡生徒が成人している場合などを除いて、最初に連絡を取るのは生徒の親御さんです。
そのため、指導の変更など連絡事項がある際に、どのようにして連絡するか?ということは確認しておいたほうがいいです。
基本的に中学生以上であれば、自分で連絡が取れると思うので、LINEなどを交換すると良いでしょう。
駅までの送迎の有無
これも非常に重要です。
例えば、平日の昼、駅まで歩いて10分ちょっとで着きます。
と言われればどうですか?
歩くのが嫌という人もいるかもしれませんが、これに抵抗を感じる人はあまりいないかと思います。
では、条件を追加してみます。
夜の9時過ぎ、人通りのない裏道を通って駅まで歩いて10分
この条件では抵抗を感じる人はいると思います。
バスを使う場合ならなおさらですね。
家庭教師は主に夕方から夜にかけて生徒の家に行きます。
そのため帰る時間は遅くなりがちです。
また、家の周りが人通りが多ければ良いですが、必ずしもそうとは限りません。
それ以外にも田舎に住んでいる人はもしかしたら終電、終バスを過ぎてしまうことがあるかもしれません。
そのため、近くまで送ってもらうことができるのか?
これは聞いておくと良いでしょう。
帰りの車の中では、話もできますし、生徒がいないので、生徒の前ではできない話をするかもしれませんね。
契約
契約に至れば、必ず契約書を用意しましょう。
自分と親との直接の契約となるので、何かあった場合には自分で対処しなければなりません。
面接で決まったこと、それ以降で決まったことなどは契約書に記しましょう。
とは言っても文字で残しておくだけでも十分だと思います。
メールなどでも良いので、必ず記録として残しましょう。
面接
面接で重要なのは、生徒に対して有益な人であると思ってもらうことです。
身分証を持っていき、また、相手に失礼のないような格好をしましょう。
面接当日には、まずは相手の知りたがっている勉強の方針について説明して、それから詳しい内容に入っていくと良いと思います。
子どもを預けるということもあり、生徒の親は家庭教師として人柄がふさわしいか?見ています。
心して臨みましょう!
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