科目ごとの勉強法

解剖実習に必要なもの

医学部や歯学部などには、実習の1つとして解剖実習があります。

解剖実習は人の身体の構造を理解するために貴重な機会です。

座学だけでは、イメージしづらかった構造や前後関係、詳しい位置などは、解剖実習を通して勉強できます。

しおん
しおん
僕も解剖実習でかなり理解が深まったよ  

そんな解剖実習には、解剖用の道具がいくつも必要です。

先輩から譲り受けることができれば別ですが、汚れや使い捨てという関係で、一から用意しなければならないものがほとんどです。

白衣、メス、手袋……など、必要なものは多くあります。

本記事では、僕が解剖実習のときに用意したものと、解剖の道具を安く抑えた方法について紹介します。

解剖実習に必要なもの

僕の通っている大学の解剖実習で必要だったものは、

  • ディスポメス
  • 手袋(ビニールは不可)
  • 白衣
  • 解剖実習の手引き

の4つでした。

大学によっては、他の器具なども用意しなければならないことがあります

ディスポメスではなく別のメスを使用することもあるので、自分の大学はどうかオリエンテーションや大学の先輩に確認して下さい。

一般的には、この4つがあれば解剖実習ができます。

 

ディスポメス

ディスポメスとは、使い捨てのメスのことです。

毎回実習が終われば捨てるわけではありませんが、切れなくなれば捨てることになります。

脂肪を切る際には油で徐々に切れなくなっていくため、使うときは激しく消耗し、使わないときはそれほど使いません。

ディスポメスは1箱20本入りで売ってあります。

僕の大学では、2人で1箱をシェアしようとすると足りないが、1箱を完全に使い切る人はいませんでした。

 

手袋

解剖実習では、白衣を着るだけでなく手袋を装着します。

手袋は特別に指定されることがなければ、ドラッグストアなどの市販のもので大丈夫です。

ただし、手袋を買うときに解剖向きかどうか確認してから買いましょう。

市販の手袋は、ビニール手袋・ポリエチレン手袋・ゴム手袋の3つがあります。

このうち、解剖実習向きなものは、ポリエチレン手袋です。

使いやすく、値段も安いです。

 

白衣

解剖実習では白衣を着て実習をします。

実習室の状況にもよりますが、解剖実習では、かなり白衣が汚れます。

また、匂いがつくこともあります。

解剖実習専用の白衣を捨てるつもりで購入しましょう。

 

解剖実習のてびき

どこの大学でも解剖実習の手引きという本に沿って解剖します。

そのため、この本は購入しましょう。

高い本なので、必要に応じてメルカリなどを利用すると良いです。

解剖実習の道具の安い組み合わせ

最も安い組み合わせ(2018年9月末)は、

ヤフーショッピングのフェザーのディスポメス

amazonの手袋

amazonの安い白衣

の組み合わせでした。3分の2がお世話になっているamazonさんでした。

 

ディスポメス

ディスポメスはさまざまな場所で売られていましたが、需要がないのか、amazonでは送料が無料になっておらず、また値段もかなり高かったです。

そのため、送料が無料になる場所にて購入しました。

ヤフーショッピングで買った店舗では、1万円など、ある金額以上の購入で送料無料になる代わりに1つ1つが安く売られていました。

もちろん1人だけでは1万円などの買い物はしませんでした。そのため、同級生に声をかけて、数人分をまとめて購入しました。

こうすることで、1900円ほどで全部の解剖実習に必要な分のメスを揃えることができました。

解剖実習では、20本入りのディスポメスを1箱買えば十分です。

 

手袋

アマゾンで2000円以上のまとめ買いをする手段が、最も安い買い方でした。

他にもいくつものスーパーなどを回ってみましたか、これにまさるコスパの良い手袋はありませんでした。

冒頭にビニールは不可と書きましたが、これには理由があります。この手袋は解剖実習の際に手を保護するためにあります。

しかし、ビニール製の手袋は、脂肪分を透過してしまいます。

つけても大丈夫だったよ!

なんていっている人も居ましたが、まずビニールは避けましょう。

天然ゴム製の手袋がオススメです。

 

白衣

僕は、白衣買うの忘れてた……と慌てて学校て買ったことがあります。

金額はなんと…7000円くらいでした。とても高かったです。では、この白衣…どれくらい使うかというと、実習などで使うだけなんですよね。

それに7000円……高い買い物をしました。

解剖実習で使う白衣はその後、匂いや汚れのために捨てる人が多いです。

そのため、できるだけ安いものを買いましょう。アマゾンでは2500円ほどで販売されています。

必須ではないがあると便利なもの

今までは必須の物を紹介しましたが、ここからは僕が解剖実習であったら便利だと思う物を紹介します。

 

マスク

御検体の保存にはホルムアルデヒドを使用しています。

ホルムアルデヒドは揮発性のため、実習室内では不思議な匂いがします。

 

必須ではないのですが、マスクを購入している人が多かったです。

毎回新品のマスクを使うので、かなり多く入っている箱入りのタイプを買うのかオススメです!

大体の人が中身を使い切っていました。

 

専門書

知識がない状態で解剖実習に挑んでもただ時間を浪費することになってしまいます。

予習をして、調べ物ができるような本を持ち込みましょう。

専門書の中で解剖実習で使うのは、アトラスです。

アトラスは、綺麗な図やイラストで全身の構造が描かれています。

 

アトラスのアプリ

iPad勉強が普及しており、実習室にiPadを持ち込む人もいます。

 

まとめ

このように解剖実習に必要な道具は多くが、安く購入できます。

必要なものか何なのか把握した後は同級生と共に、道具を安く揃えましょう。

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