外出時や作業中に余計なケーブルに悩むことがないBluetoothイヤホン。
Bluetooth対応のイヤホンは、音声を聞くだけなら音質や接続状況だけ気にすれば良いですが、動画を見るのに使うのなら遅延しないことも重要です。
Mpow M5(T5)は、Bluetooth5.0でペアリングし、コーデックにapt-XとAACの2つに対応しています。
Bluetoothは安定しており、また、apt-X/AACに対応していることで遅延もあまり生じないので、動画視聴にも適しています。
本記事では、実際に使ってみた感想をレビューします。
Mpow M5(T5)のスペック
接続 | Bluetooth5.0 |
充電時間 | 本体:6時間、総合再生時間:36時間 |
重さ | 5g |
防水仕様 | IPX7 |
コーデック | apt-X,AACに対応 |
充電式 | micro-USB |
カッコイイ黒色のイヤホンです。本体の大きさはかなり小さく、手にひらに乗る程度の大きさです。
また、5gととても軽く、装着感を感じさせません。
両耳それぞれに1つずつイヤホンを挿すタイプのイヤホンで、イヤーピースはカナル式になっています。
カナル式のイヤホンは、耳にぴったりくっつくので、小さい音量でも音が聞こえやすいです。
遅延しにくいコーデック
コーデックとはデータの送信する装置のことです。
Bluetoothイヤホンが対応しているコーデックは主に以下の通りです。
- SBC normal
- AAC iPhone/iPad/Mac
- aptX Android/Windows PC
性能のよくないBluetooth製品では、SBCを使っています。
SBCだと音質があまりよくなく、動画と音声の間に遅延が生じます。
Mpowのコーデックはapt-X・AACに対応しています。
AACとapt-Xは、それぞれiPhone/iPad/Macと、Android/Windows PCで使える規格です。
この2つの規格は、SBCに対してかなり遅延が少ない規格です。
充電ケーブルの形
Mpow T5は、充電してから使うBluetoothイヤホンです。
充電ケースをコンセントに繋いで充電し、その充電ケースに本体を置くことで自動で充電されます。
充電ケースに挿すことのできる充電ケーブルはMicro USB対応となっています。
家だけでなく外でも充電する機会が生じるため、汎用性の高い形式だとありがたいものです。
充電式のガジェットではUSB-Cに対応しているものも出始めているので個別に充電器を用意する必要をなくすためにもUSB-Cか通常のUSBに対応してほしかったです。
安心の防水性能
Bluetoothのイヤホンは、コードレスの生活をできる、どんな機器にもペアリングできることも魅力ですが、移動中や家の中での作業中にも使えることが非常に便利です。
しかし、外や作業中に使うということはその分、汚れたり、濡れたりする危険性があります。
イヤホンは、機械なので直接汚れてしまえば壊れてしまう危険性があります。
Mpow M5はIPX7等級の防水に対応しています。
防水仕様はIPX7なので、ちょっと水に落とした程度では壊れません。
Mpow M5の使い方
ここからは、イヤホンの使い方を説明します。
ペアリング
充電ケースからイヤホンを取り出して、電源ボタンを押せばペアリングモードへと移行します。
つなげたい端末のBluetoothをオンにすると、Mpow M5が表示されます。
Mpow M5を選択すればペアリングできます。
一度ペアリングしてしまえば、次からは充電ケースから取り出すだけでペアリングができます。
イヤホンの操作方法
Mpow M5は、本体で操作しなくてもある程度の操作ができます。
再生/停止/通話終了 | ボタンを1回押す |
次の音楽へ | R側ボタンを1秒間押し続ける |
前の音楽へ | L側ボタンを1秒間押し続ける |
音量を上げる | R側ボタンをすばやく2回押す |
音量を下げる | L側ボタンをすばやく2回押す |
これらの動作は、イヤホンのボタンを押すことでできます。
Mpow M5レビュー
Bluetoothイヤホンはたくさん発売されており、Amazonのタイムセールやネットのレビューで大量のBluetoothイヤホンを見かけます。しかし、良いレビューの中に、「すぐ壊れた」「遅延がひどい」といったレビューも見かけます。
高いものを買えば、音質の良いものも手に入りますが、高音質を求めるわけでもないのにイヤホンに高いお金を払うのは抵抗があるかもしれません。
普段からネットのレビューは当てにならないことが多いので、Amazonで購入するときは半信半疑のまま購入しました。
Amazon prime videoなど、動画視聴に使うことが主な僕にとって音質以上に、映像に対して音が遅延しないかが重要でした。
パソコンと繋げて遅延を確認すると、ほぼ見られませんでした。注意深く見てみると若干あるかな?どうかな?という程度でした。
ゲームや音楽の編集には使ったことがないのでわかりませんが、Wi-Fi環境で動画視聴する/音楽を聴く分には問題ない性能です。
動画の遅延はほとんど無く、その上音質も安価なイヤホンとは思えないほど良いものでした。
Mpowはコスパ最高のイヤホン
MpowのT5(M5)は、コスパ最高のイヤホンです。
低遅延のコーデックを利用しているので、5000~6000円程度の値段でこの音質はコードレスを考える人にも動画視聴向けにBluetoothイヤホンを探している人にもおすすめです。