近年、新たな医学部予備校参入・iPad勉強の普及などにより、医学部のCBTや国家試験の勉強環境は激変しています。
そんな環境の変化の中で、医学生の勉強スタイルに合わせ、国家試験やCBTなどに最適な環境を提供し続けているのがmedu4です。
medu4は医学生におすすめの国家試験対策予備校の映像授業です。
- よく練られたレジュメ
- 演習しやすい問題構成
- 手を出しやすい値段設定
この3点で、人気です。
本記事では、medu4を使うべき理由とデメリット、使い方について紹介します。
medu4の特徴
medu4は、国試の内容に準拠したテキスト・授業なので国試やCBTを受ける上で必要となる知識をつけることができます。
medu4に出てくることだけ覚えればいい。それ以外は国試には出ないというわけではありません。medu4などの映像授業は、医学に関する知識を自分の中で大木として1本作るものです。
そこから自分の大学の試験や国試、その他の医療系試験に向けて枝を増やしていく必要があります。
国家試験対策・CBT対策どちらにも使えます。
- PDFとして配られるテキスト
- 映像授業
- 会員ページの分散型学習
- 国試検索
などを利用可能。
medu4は、端末の限界値はなく、PCやiPadなどどこでも視聴可能で、どこからでも問題にアクセスできます。
iPad勉強の環境に各予備校が追い付きつつある状況ですが、それでもなお、medu4は国家試験対策やCBT対策に選ばれています。
わかりやすい授業
自分の持っているテキストと全く同じテキストを利用しながら授業をやっていくような形式です。
授業ごとに時間は微妙に違いますが、基本的に60分程度。
オフラインでは受講はできないので、Wi-Fiか4Gなどのインターネットの接続環境が必要です。
基幹教材として便利
医学部の勉強は丸暗記だと思われがちですが、実際にはそうではありません。
もちろんこれは物理や数学のように、最初の定義を使って公式を使いこなすのとも違います。
医学部の勉強において重要なことは知識を体系化させることです。
科目の総論となる知識をつけ、そこから知識を派生させていきます。
まとめノートを作ることで、より知識を体系化できます。
medu4は、そのための第一歩として最適です。授業で扱われる知識は、国家試験に必要十分な知識が扱われています。また、それぞれの章の後ろには国家試験の問題が収録されており、その分野の知識のアウトプットをするのに最適です。
全ての講座には、確認問題、練習問題があるので、それを解くことで授業で習ったことを復習できます。
また、medu4のレジュメは余白が十分にあるため追加事項や図を書き込みやすく、goodnotesとの相性も良いです。
PDFなのでデジタル化も紙でも便利
映像授業の受講ページからテキストは簡単にダウンロードできます。
これを…
- iPad(Goodnotes)に入れて書き込む
- 印刷して書き込む
という2つの方法があります。
medu4は書き込み式のテキストになっています。
iPad勉強をしようが紙に書こうが覚える作業には”書く”という作業が重要です。
テキストを直接買うタイプではないので、繰り返して利用できます。
一度授業を見て分かりづらかったところ、苦手な分野は何度も見て、テストのように穴埋めに書き込みを何度もやるというような使い方もできます。
以下では、goodnotesでiPad勉強を取り入れた場合の、テキスト活用法を紹介します。
一括テキスト変換
medu4のテキストは穴埋め式ですが、この穴埋めには透明な文字が埋め込まれています。
この文字の色を変更することで、答え確認用のPDFを作れます。
ただ授業を聞く最初の1回は必ず自分で手書きで穴埋めすることをおすすめします。
検索可能
PDFは全て、文字が検索できるようなPDFです。
そのため、検索したいときには、PDF expertやgoodnotesの検索機能を使えば一発で調べられます。
アウトライン
goodnotesでは、デフォルトでアウトラインが作ってあります。
アウトラインとは、目次のことです。
このアウトラインを押すことで目的のページを一瞬で開けます。
分散型学習にも対応
ログインしたページでは、練習問題や確認問題や穴埋めの箇所の演習ができます。
映像授業の受講期間しか問題演習ができない
受講の期間しか演習ができないので、もしそれ以降も演習したいなら、講座の延長をする必要があります。
学年毎のおすすめ
現在medu4を利用しているのは、受験生である6年生がダントツで多く、4年生以下の情報はあまりありません。もちろん、5,6年などの高学年では、大体の科目がおすすめとなるでしょうが、そこは高学年のブロガーが書いてくれるため割愛します。
CBT対策、5年生やそれ以下の学年の日々の勉強のための受講としては
- 基礎医学講座
- 内科・外科講座
の2つがおすすめです。
基礎医学講座
基礎医学講座では、細胞生物学から薬理学まで、医学に必要な基礎的な知識が含まれています。
内科外科で扱われている解剖学や薬理学各論などを除いた大体の範囲が含まれています。
なので、基礎医学を勉強し終えたタイミングでの復習や、CBT前の受講には役立ちます。
基礎医学への導入として、1,2年生が受けることも想定されていますが、あまりおすすめしません。
全ての科目を網羅しているわけではないので、急ぐ必要はないと思います。
あたらしい内科・外科
いわゆるメジャーと言われる内科と外科の内容についての講座です。
medu4を受けたいなと思っている人はまずこの講座だけ取ればOKです。
この新しい内科・外科では、解剖から始まり、病気のことについて勉強するような構成になっています。
国試だけでなく、CBTへの勉強の足掛かりとしても使えます。
以下の記事で3年生からmedu4を始めるべき理由を紹介しています。
購入方法
medu4はネットから、講座単位で個人でいつでも購入できます。
プランは年単位で選べます。4月〜3月といった期間ではなく、購入日からの期間となるので、いつ買っても損はしないようになっています。
ただし、年度の最後の方にはその年の講座が割引されて販売されることもあるので、2月・3月はチェックしましょう。
予備校によっては更新費用がかなりかかってしまうところもありますが、medu4は数年単位で購入してもそれほど費用が変わりません。
今からいつまで受けるのか考えて最初から複数年プランをとることをおすすめします。ただし、
medu4では、数年単位のお得なプランも用意してあり、1年だけの値段とそれほど変わらない値段で利用できます。
1年プラン | 2年プラン | 3年プラン | |
---|---|---|---|
あたらしい内科外科 | 32980 | ||
あたらしい基礎医学 | 4980 |
次の年には、その年の変更点をまとめた講座も安価で出るので、買い直す必要もありません。
クレジットカード限定
medu4は支払い方法がクレジットカード限定です。
大学生なら1人1枚は持っていることが多いのでそれほど問題にはならないかもしれません。
しかし、銀行振り込みができない場合には、クレジットカードライクに使えるようなカードで対処する必要があります。
medu4で効率よく学習をしよう
① 映像授業を見ながらgoodnotesで穴埋めをしながら聞く。
② 穴埋めした内容を理解したら、映像を止めて確認問題を解く
①⇔②を繰り返す。
章末には練習問題があるので、その章の確認問題を理解してから章末問題を解く。
覚えられていないことは、Ankiへ入れる。
このようにすれば、理解→暗記というような流れを作れます。
必見な情報が満載です