経済環境によって大学生としての生活の質は大きく変わります。
お金は、持ちすぎていても幸福度に差はないと言われていますが、お金がないとそれだけで不安になりますよね。
ギリギリの通帳を見るのはメンタル的にも良くありませんし、それで食事を抜くなんてことになれば一気に鬱々としてきます。
僕も大学入学当時から大学1年生の間は、お金を貯めることに苦労しました。
労働収入である程度のお金を貯めてから、始めにくいが高収入のバイトに切り替えながらお金を稼ぎました。
また、稼ぎながらお金を節約しつつ自己投資でしていきました。
本記事では、お金を全く持っていなかった僕が、お金を貯めた方法について紹介します。
お金を稼ごう
とにもかくにもお金がない状態では、お金を稼ぐことから始めます。
今、収入があるにも関わらずお金が全く貯まっていないは別ですが、収入が全く無いなら、収入を確立することがお金を貯めることへの近道です。
ここで、重要なのは、お金が貰えることをでお金を稼ぐということです。
技能を使った高額バイトや投資やFxなど一気にお金を稼げる可能性が広がっているものに溢れている現代。
しかし、お金が無いと言っている人がそれらに挑戦してもまず間違いなく失敗します。
お金を稼ぎたいからと言って初めからお金がたくさんもらえるような職を選ぶのは危険です。
高額で稼げるものの中には、技能(スキル)を使ったバイトと、運の要素が入るものがあります。
技能が必要となるものは技能を現段階で持っていない場合は、お金がもらえるまでに時間がかかります。また、運の要素が入るものは、今持っている少ないお金でさえも失う可能性があります。
最初に投資やFxなどに手を出せば、わずかに持っていたお金を失ってしまう恐れがあります。
そのため、最初は働いた分だけお金が貰えるようなアルバイト・仕事を選びましょう。
その後、技術を必要とするようなものへ移りましょう。
労働収入で基盤をつくろう
時給○○○円。そんなのは安い。
でも、こうすれば一発逆転だからそんな安い方法で……
そんな声は雑音です。
時給とは、その時間仕事をするだけで時給分のお金が支払われます。バイトを始めたばかりのあまり仕事ができないような人でも同じように時給分が支払われます。
これってすごいことなんですね。
どれだけ仕事ができていないような状態でもクビになっていない限りは一定の額が給与となります。
仕事やアルバイトでシフトを組んでおけばどれだけの給料が次年度に入るか、予算を組めます。
なので、安定して必要な額を得られます。
多くのお金を稼ぐには時給×時間になるのである程度の時間がかかりますが、この安定性は絶大です。
お金がないときには、まずは確実にお金が貰え、いくらもらえるか見通しが立てやすい仕事やアルバイトから始めましょう。
仕事の選び方
労働収入を得るための仕事といっても、なんでもいいと言うわけではありません。
ここで、自分を安売りしてしまうような職業についてしまえばその先に繋がりません。
- 環境が整っているか
- 給料は妥当か
この2点を確認して選びましょう。
環境が整っているか
- 仕事によっては残業が多い
- 仕事が大変で体力や気力をかなり要する
- 作業の環境が悪い
などそもそも仕事をやるだけで相当の消耗をしてしまうような仕事はできるだけ避けましょう。
給料は妥当か
仕事やバイトといってもその目的はお金を稼ぐことにあります。
地域や同じ職種の案件と比較して適切な給料をもらえるかチェックしましょう。
せっかくならスキルが学べる、恩恵があるところを選ぶ
バイトをやると言っても、本業や自分の特技と全く別のところを選べば、初めに慣れるのにかなり時間がかかってしまうかもしれません。
また、モチベーションが上がらないこともあり得ます。
他にもバイトそのものが経験となったり、バイトをやることによる恩恵があったりと、お金をもらえる以外の副産物があるものもあります。
例えば、飲食のバイトでは、まかないが出ることが多いです。
しおんの経験
僕は塾講師のバイトをしていました。
大学生としてある程度の勉強をしていれば学力的に申し分はない塾講師。
また、会社に雇われる形になるので、生徒が見つからないということも少なく、すぐに働くことができました。
ですが…
- 毎回スーツを着る必要がある
- 平日22時まである
という2点がネックでした。
普段生活している格好でいけない場所には、もう1着服を持っていく必要があります。
また、夕方から22時までにかけてバイトがあると、夕食を食べる時間が遅くなります。
技術を要する仕事へ
仕事やアルバイトは、無資格でもやれるものが多いですが、中には資格や技術や必要なものがあります。
そのようなバイトは時給が高いことが多く、1度できるようになってしまえば単純な労働収入よりも多くの収入を得られます。
単純な労働収入から、技術を生かした仕事や、時間の制約のない仕事へと徐々に変えましょう。
ここですぐに、時間の制約のない仕事への移行を推奨しているわけではありません。
主業となる、確たる仕事に追加して時間の制約のない仕事や投資をやることを推奨しています。
社会一般的にステータス性の低いとされる仕事、不安定性の残る仕事のみをすることは、好調な時はよいですが、そうでない時には一気にどん底に突き落とされる恐れがあります。
デメリット
収入を得るために時間がかかる
ここでいうスキルとは、プログラミングや、下準備の必要なブログやアフィリエイトです。
労働収入を稼ぎながら、プログラミングなどのスキルを磨くことで、高収入の仕事をできるようになります。
見つけにくい仕事を探そう
個人事業や募集の少ないアルバイトや仕事などを見つけるのには時間がかかります。
収入がない状態では、探すのに時間がかかるものは向いていません。
しかし、労働収入を得ながらだと、別の仕事やアルバイトを探せます
僕は塾講師のバイトである程度生計を立てながら、家庭教師のバイトを探していました。
家庭教師のバイトでは生徒が見つかりにくいため、始めようと思ってもすぐには始められません。
生徒が見つかるかどうかはぶっちゃけ…運です。見つかるときには複数見つかるときもありますが、見つからないときは長期間見つからないこともあります。
なので、労働収入を一定額得たら、運に左右されるような仕事やアルバイトを探しましょう。
投資などへ移行
お金がかなり溜まり余剰資産を運営できるようになれば、投資やFxなどを考えましょう。
単純な時間労働に加え、高時給・高スキルのもの、副業などを組み合わせていくことで、収入源を複数作れます。
収入源複数に分けていくことで、より安定した収入を得られるようになります。
節約方法
収入を増やせたら、次は節約を考えました。
「節約≠お金を使わないこと」ではありません。
節約とは、無駄なことにお金を使わないことです。いくら収入が増えてもそれに従って生活水準をあげてしまってはいつまでもお金を貯めることができません。
毎月かかるお金を見直す
まずは、毎月確実にかかるお金(固定費下げる)を見直しましょう。
毎月かかるお金は
- 家賃・駐車場代 一人暮らし、実家それぞれ
- 光熱費・水道代・電気代
- Wi-fi・スマホ代
- サブスクリプション代
があります。
家賃・駐車場代、光熱費、水道代、電気代を減らすことはなかなか難しいかもしれません。
しかし、Wi-Fi・スマホ代やサブスクリプションの費用は上記に比べたら下げやすいです。
定期購読の意味です。月額や年額などでお金を払うもののことを指します
有名なものにはAmazon primeがあります。
配送の無料や会員限定の割引セール、Amazon prime videoの視聴など様々なサービスを安価な料金で受けられます。
自分が使っているサブスクリプションを本当に使っているか、そして費用をどれだけ使っているかはしっかり確認しましょう。
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サブスクリプション
無駄な出費を減らす
飲み会や外食に頻繁にいけば無駄な出費がかさみます。
自分の食費に対する支出割合が適切かどうかはエンゲル係数で確認できます。
家計の消費支出に占める食費の割合のこと
エンゲル係数は一般的に、高収入の家庭ほど少なくなると言われています。
これは食費自体が減るというわけではなく、母数が大きくなるので割合が減ります。
- 食費高い
- 固定費普通
- エンゲル係数低い
- 食費安い
- 固定費普通
- エンゲル係数高い
つまりは、低所得の人の方がエンゲル係数が高くなります。
お金があまりないうちにエンゲル係数が高くなるのは仕方がないことですが、ある程度お金がたまった状態でエンゲル係数が高いのは、外食や飲み会が多いことが原因です。
外食は自炊に切り替えるなどしてエンゲル係数を低下させましょう。
キャッシュレス導入やクレジットカードで還元・ポイント
キャッシュレス決済やクレジットカードをお金を使えば、還元やポイントを得られます。
現金で使うよりもお得なキャンペーンをやっている分、毎回の支払いがお得になります。
また、軽減税率に適応しているため、キャッシュレス還元を受けられます。
収入を増やして支出を減らしてお金を貯めよう
お金がないときには、すぐに安定して稼げるバイトや仕事をして、お金を貯めていきましょう。
ある程度ためたらより効率の良い方法を模索しましょう。
ここで、収入が増えたらからといってすぐに生活水準を上げないようにしましょう。
こうすれば、お金はためることができます。