こんにちは、iPad勉強歴5年の医学生のしおん@preproshio_medです。
僕は、ほぼ完全なるペーパーレス勉強を実施しており、大学の試験や資格の勉強など幅広くiPadを使っています。
iPadの容量って、勉強向けならどれだけ必要なの?
そもそもスマホやパソコンの容量も何となくで選んでおり、iPadは資料やノートなどを大量に保管するらしいから、考えないと…。と容量について初めて考えている人もいるかもしれません。
iPadの容量は、購入後に足りなくなっても変更することはできないのに、容量を上げるだけでかなり本体の金額が高くなります。
そのため、iPad自体のスペックやpencilの対応だけでなく、容量でもどのiPadにするべきか迷っている人もいるかもしれません。
iPadを使って2年半ほど勉強しているため、どの程度容量が必要かということには熟知しています。
本記事では、しおんの使っているiPadの容量内訳にも触れながら、容量に関わる知識について紹介します。
iPadの容量を決める前に知っておきたいこと
それぞれのiPadごとの容量を考える前に、全てのiPadに共通する容量について知っておきたいことを紹介します。
- システムに関するデータ容量
- クラウドサービスの利用
iPadのシステムに関するデータ容量
iPadの容量は、2桁もしくは3桁のギガ数で表されます。時々、8GBと勘違いしている人がいますが、それは通信容量でまた別の話です。
この容量の分だけ、iPadにオフラインで使用可能なローカルデータを保存することができます。
このため、以下のように考えてもらって大丈夫です。
しかし、iPadにおいては厳密に言えば少し異なります。
システムとは、文字通りiPadを動かしているシステムのことです。また、それに加えてキャッシュデータなども容量として使われます。
このため、アプリやデータなどの保存以外にそもそもシステム関係でデータの容量を使います。
photo
当然、この分には他のデータを保存することができません。
クラウドサービス
僕は、データ管理にクラウドサービスを利用しています。クラウドサービス容量の参考にするために、クラウドサービスの代表例を紹介します。
iCloud
google drive
Drop box
クラウドサービス内にデータを保管してしまうと取り出しづらくなるので、日頃使うファイルに関しては保存していません。
しかし、使い終わったが保管しておきたいものやバックアップ、画像の保管に利用しています。
画像は本体容量をかなり食います。そのため、画像の基本的な保管場所をiCloudに変えるだけでかなりの容量削減になることもあります。
google drive
1つのgoogleアカウントに対して、メール・google drive・フォトなどあらゆる機能で15GBの容量まで使えます。
drop box
無料版では3GBまで使えます。同期の速度が速いため、頻繁に出し入れするようなものを入れると便利です。
iCloud
iCloudは、Apple ID 1つに対して5GBまで与えらているクラウドサービスです。
iPhoneやiPadのバックアップにも使えますが、5GBのままでは少し使い勝手が悪いです。
iPadのアプリの中にはiCloudでデータをiPhoneと同期できるものもあるため、容量が少ないと感じたら月額プランに移行するのも手かもしれません。
iCloudは他の2つのクラウドサービスに対して安価で少量の容量を増やせます。
このようなクラウドサービスを利用すればある程度の容量を増やすことができます。
また、クラウドサービスにはパソコンからもアクセスできるので、ファイルの共有にも便利です。
iPadの容量の系統
iPadの容量は2種類あります。
- 32GB,128GB
- 64GB,256GB…
の2種類です。
それぞれの容量に対応しているのは以下のiPadです。
32GB | 64GB | 128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|---|---|
iPad 8th | ◯ | × | ◯ | × | × | × |
iPad Air | × | ◯ | × | ◯ | × | × |
iPad pro | × | × | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ |
iPad mini | × | ◯ | × | ◯ | × | × |
32GB、128GBの容量のiPad
現在購入できるiPadのうち
- iPad 7世代
- iPad 8世代
のみ、この形式の容量です。
これらは、iPad 無印や廉価版iPadと呼ばれるほど安いモデルです。
32GBと128GBでは、かなり値段が変わってくるので最高のコスパを求める人は32GBを求めるかもしれません。
iPadの容量が32GBしかないと、iPad OSで10GBほど使ってしまうと20GBの余裕しかありません。
アプリをいれてPDFを入れて…とすると確実に足りなくなります。
- 動画視聴(動画はダウンロードしない)
- kindleで漫画を読む
- LineやSkypeなどのアプリ
というようなライトユーザーのみ32GBがおすすめです。
それ以外の使い方をするような人には128GBがおすすめです。
iPad勉強や、メモ帳やシステム手帳としての使い方をするなら、128GBあった方が安心です。
64GB,256GBの容量のiPad
- iPad pro
- iPad Air 4世代
- iPad mini5
というように、他すべてのiPadでこの形式の容量に対応しています。
基本的にこの系統のiPadは、64GBの方を買っておけば安心です。
32GBでは心許なかった容量も64GBでは、クラウドサービスを使えば、十分に活用できます。
2020年のiPad proからは、64GBから128GBに最低の容量が変更になりました。これによってiPad proを買う際の容量の憂いがなくなりました。
用途ごとのiPadの容量おすすめ
ここからは勉強する内容に応じたおすすめのiPadの容量と
32GBで容量不足に感じたiPad。
しかし、64GBのiPadは
- 全てのデータをiPadにするわけではない
- クラウドサービスを利用する
- USBメモリを利用して、パソコンと連携させる
というような使い方をする人には、十分な容量です。
僕は教科書を電子化したデータや、iPad内のノートなどを持ち歩いていますが、40GB程の容量しか使っていません。
40GBということは、iPad OSで使っている分を差し引くと25GBくらいですね。
なので、同じような使い方をする人には、64GBで十分です。
音楽、動画、デザインにも使用する人
- 音楽や動画などのデータを持ち歩く人
- 絵やイラストを書く人
- 編集のために素材を持ち歩く人
これらの人はクラウドサービスを利用しても64GBでは不安なこともあります。
クラウドサービスは、オンラインに保存するため、そのような編集では1度ダウンロードする必要が出てきます。
素材や動画をイチイチダウンロードするのは大変ですし、256GBをおすすめします。
iPad勉強の容量まとめ
iPadの容量は一度決めたら変えることができません。
しかし、ただでさえ高いiPadに対して、容量を増やすためにさらにお金を払うのは考え物です。
便利なクラウドサービスやUSBを使うことも考えて、自分の使用用途に合わせて本当にその容量が必要なのか?を考えて、容量を決めましょう。