大学生にもなるとレポートや実験、発表などでパソコンを使う機会が多くなるため、1人1台はパソコンを買うことになると思います。
パソコンは高いのでできるだけ安く良いものを買いたいという人が多いでしょうが、買う前に1つだけ決めておく必要があります。
それは、Windowsにするか、それともMacにするかということです。
本記事では、大学生がどちらにするべきか双方のメリット、デメリットを説明していきたいと思います。
Windowsのメリット/デメリット
Windowsのパソコンを購入するメリット/デメリットを順に説明します。
Windowsを使うメリット
Windowsのメリットは大きく分けて2つあります。
- 汎用性が高い
- 色々な会社がパソコンを出している
汎用性が高い
Windowsの最大のメリットは汎用性の高さです。
取り入れているアプリや規格が非常に多いので、大抵どこでも同じような環境で接続することができます。なので、状況や場面に応じて自分で用意する必要がないのでとてもラクです。
現に大学や関連施設のパソコンはWindowsなことが多いので、自分のパソコンと同じ感覚で使うことができ、また施設内の設備も大体がWindows用に設定されてあるので難なく使うことができます。対応しているソフトが多いので失敗がないというのも特徴です。
特に、Microsoft officeはWindowsを作った会社と同じ会社が出していることもありWordやExcel、powerpointなどをメインで使う人は余計にWindowsが使いやすく感じると思います。
色々な会社がパソコンを出している
Mac OSはApple一種類だけですが、Windows OSを搭載しているパソコンは国内外非常に多くの会社から販売されています。
そのため、自分の好きなデザイン・スペックのパソコンを選ぶことができます。また、競合相手ともなるのでそれぞれが安く売り、セールを行うと行われる機会も多くあります。
ただし、選択肢が多いというメリットは一転デメリットにもなり得ます。選択肢が多いということはそれだけ活躍の幅が広いということですが、中にはあまりよくないメーカーやオーバースペックすぎるパソコン、使いづらいパソコンも数多く存在します。
大学入学時には生協からパソコンの購入を勧められますがそこではコスパが最も良いパソコンは勧められないというのと同じような話になります。
なので、パソコンを買う前には自分でしっかり調べましょう。
僕は、Windowsのノートパソコンを買う前にあらゆるサイト、パソコンを見た結果下の記事のような考えに落ち着きました。
Windowsのデメリット
Windowsのデメリット2つあります。
- iPadとの連携が難しい iCloud drive、Airdropが使えない
- プログラミング、Mac専用のApp
主にはApple製品、その中でもMacにある機能がないという単純なデメリットです。
iPadとの連携が難しい
大学生ではiPad勉強する人が多くいます。実際に、2020年春のコロナウイルスの影響もあり大学生の授業のデジタル化が一気に進みました。
iPadを使わない人にとってはあまり関係ない話ですが
一部映像授業を絡めるもの、レジュメや授業の資料をPDFなどのファイルで配るものなどが多くなりました。これをパソコンで開いてしまうと授業の資料に自由に書き込んだり、手軽に持ち運ぶことができません。
surfaceなどの2in1パソコンが出ていますが、iPad、Apple pencil、iPadのノートアプリ。この3つの組み合わせに追いつけるほどの性能は残念ながらありません。
また、逆にiPad単体ではもちろんWindowsのパソコンにはパソコンという分野では到底及ばないので、もしWindowsのパソコンを買うなら、iPadとの連携を考える必要があります。
これがMacより難しく、スムーズにできないということが個人的なWindowsのデメリットです。互換性についてはMacの項目で詳しく説明します。
プログラミング、Mac app
当たり前のことですが、Apple製品のアプリをプログラムするような言語を勉強する人やMac OS限定のアプリは使えません。
Macのメリット
- Apple製品で揃えれば互換性がとても高い
- カッコイイ
互換性がとても高い
これに限ると思います。全てを同じアカウントで管理しているので、iCloudで何でも同期することができます。外ではiPad。OfficeなどMacを使ったほうが良い場面ではMac。そしてそれをApple watchで通知やパスワードなどを管理する。
このようにApple製品で身を固めてしまえば快適な環境を作成することができます。
また、AirdropによってApple製品間でファイルなどのやりとりをしやすいことも特徴です。
カッコイイ
スタバでMacbookを広げて…という姿に憧れ、Macを買いたいと思っている人も多いかもしれません。Apple製品は便利というだけでなく、カッコイイ。
Apple storeでMacを触ってみると何ヶ月どれくらいバイトすれば買えるかな。という気分に僕はなったことがあります。そのようなカッコよさがMacにはあると思います。
Macのデメリット
Macのデメリットは以下のとおりです。
- 高い
- Officeが安定しない
- 大学で使われるソフトと互換性が低い
- Windows専用のアプリが使えない
高い
どうしようもないことですが、Apple製品は高いです。発売から数年経っても値下がりすることはほとんどないし、中古で売ってあるものも値下がりの割合はかなり少ないです。
学割や年に数回のセールはありますが、それを引いても同じスペックの最もコスパの良いよりはどうしても割高になってしまいます。
Officeが安定しない
それほどパソコンを使わない大学生にとって最もパソコンを使うのは、Officeを使っているときかもしれません。そんな人にとってはMacはあまり合いません。
Officeが安定しないことや、Windowsでみると違ってみえるということもおこりえます。
大学で使われるソフトとの互換性
理系の大学生には、実験やレポートがつきものです。実験の機械によってはかなり特殊な形式で実験結果を出力します。
そもそもそのようなソフトではWindowsでしか開くことができないようなファイル形式が多いのです。なので基礎実験が多くあり、それをパソコンを使ってデータ分析やレポート作成をするというような学部ではMacというだけで最初データすら見れない可能性もあります。
Windows専用のアプリが使えない
個人的にはcliborが使えないのがかなり痛手です。
cliborのかわりと言われているclippyというアプリはありますが、cliborよりもかなり機能が少なく、コピペの作業効率がかなり落ちてしまいます。
WindowsとMacどちらがおすすめ?
以上のことを考えるとiPadを持っているか、Officeを頻繁に使うか。この2点を中心に使いそうなアプリがどちらに適しているか調べて決めると良いと思います。
僕は、Windowsのノートパソコンを買いましたが、iPadとの連携が少し面倒だなと思うことやプログラミングをするときにMacのアプリを使いたいなと思うこともあります。
しかし、どちらかを選べばどちらかのメリットを失うので、最終的には好きな方を選ぶのが良いのではないかと思います。