iPadにApple pencilで文字を書き込むとき、ガラスフィルムにそのままApple pencilで書き込んでしまっては滑って上手く書くことができません。
ペーパーライクフィルムをつけることでApple pencilで紙に書くかのように文字を書くことができます。しかし、ペーパーライクフィルムをつけると画面の見え方が変わってしまいます。
そのような人は、Apple pencilのペン先を変えることをおすすめします。
ブライトンネットのペン先は、赤と黒の2種類がありそれぞれ純粋の替え芯とは違った素材からできています。ペン先がフィルムや液晶画面との間に摩擦を生じさせて、ペン先を滑りにくくします。
3個入りで値段も純正の替え芯とほとんど変わらないので代替品として検討しやすいです。
本記事では、ブライトンネットのペン先が向いている人と赤と黒それぞれのレビューをします。
- 動画を見る人
- キーボードをつけてる人
- 色を使うデザイナー/イラストレーター
ブライトンネットのペン先の特徴
ブライトンネットのペン先替え芯は滑りにくい素材でできているので、ペーパーライクフィルムをつけていない状態でも、Apple pencilで綺麗な文字を書くことができます。
ペン先は2つあります。それぞれ柔らかさによって、赤と黒が設定されています。黒色のスーパーソフトなどという選び方は残念ながらできません。純正の白もカッコいいのですが、赤/黒というのもアクセントが効いていてとても良い色です。
赤と黒それぞれのスペックをケント紙タイプのペーパーライクフィルムと比較すると以下のようになります。
摩擦 | 素材 | 筆圧感知 | ペン先の削れやすさ | 画面の見え方 | |
---|---|---|---|---|---|
赤色(スーパーソフト) | ◯ | PE/TPE | △ | 中 | ◎ |
黒色(ソフト) | △ | ABS/TPE | △ | 小 | ◎ |
ペーパーライクフィルムケント紙 | ◯ | ◯ | ◯ |
赤/黒共に通常のペン先より柔らかいので交換周期が短くなる可能性があります。
素材による書き味の違い
Apple純正のペン先に比べて摩擦があるのでペン先が止まりやすくなっています。赤色と黒色はただ柔らかさが違うだけではなく、素材も違うものを使っています。
両方ともTPEと、赤色はPE(ポリエチレン)/黒色はABS(アクリロにトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)でできています。
- 赤色+ガラスフィルム
- 黒色+ガラスフィルム
- 純正+ペーパーライクフィルムケント紙タイプ
の3つの書き味を比較しました。
結果的には、柔らかくなればなるほど書きやすかったです。黒色も純正に対して柔らかい素材でできています。そのため、通常のペン先でガラスフィルムで書くよりも、黒色では書きやすくなりました。
しかし、黒色+ガラスフィルムでは、ある程度止まるようになったかなあという程度でした。
絵を書いたことがあまりないので、絵を描くときの基準はわかりませんが、文字を書くならもう少し摩擦が欲しかったです。
それに対して、さらにペン先が柔らかくなった赤色のペン先では、ガラスフィルムであっても、まるでペーパーライクフィルムで書いているかのような書き味が得られました。
文字を書くときのペン先の止まり具合は同程度でした。
Apple pencilの筆圧感知が若干鈍い?
Apple pencilには筆圧感知機能が設定されています。筆圧感知機能とはApple pencilを強く押し付けたり傾けたりすることで、描かれる線の太さが若干変わるというものです。
ブライトン製品を使うこととペーパーライクフィルムのある意味での最大の違いは、筆圧感知機能かもしれません。
Apple pencilのペン先はそれ自体が感知機能を担っています。その素材そのものが変わってしまうので、筆圧の感知機能が若干下がってしまいます。
画面の綺麗さ
ペーパーライクフィルムを使うと画面の見え方が変わるため、せっかくのIPadの画面の綺麗さを生かせず、また他の機器で見るのと違ってみえることもあります。
ペン先を変えるだけでフィルムは、通常のガラスフィルムを使えるので画面の見え方はほとんど変わりません。
滑らないペン先に向いている人
基本的には、iPadを動画視聴やキーボード入力などで使うことが多く、Apple pencilを使うことが主でない人、また、ペーパーライクフィルムを使いたくない人におすすめです。
- 動画視聴やkindleのリーディング
- IPadをPCライクに使う
このように使う人にはおすすめです。
また、イラストレーターやデザイナーなど色が関わってくるような仕事をする人には、ペーパーライクフィルムは不向きです。
色が変わらずにApple pencilが使えるペン先を用いることをおすすめします。
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ペーパーライクフィルム ケント紙タイプで試してみた
「ペーパーライクフィルムのご使用は摩耗が激しくなりますのでお勧め致しません」
ということで、試してみました。
理由は、書きやすさがペーパーライクフィルム並みならケント紙と組み合わせることでさらに安定するのではないか?
使ってはダメと使いたくなる…………
ケント紙に赤色のブライトンネットのペン先をつけて試してみると、さらに安定した書き味が得られました。最高の書き心地でした。
同時に、ペン先が削れていくのが感じられました。
ガラスフィルムに書くならおすすめのApple pencilのペン先はブライトンネットのペン先
ペーパーライクフィルムがなくても、滑らず綺麗な文字を書くことができます。
Apple pencilで文字は書きたいが、ペーパーライクフィルムを貼るのはいやだという人にはおすすめです。
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