iPadのケースは、iPadを衝撃から守ってくれ、またバッグの中で画面が傷つくのを防いでくれます。
ケースの中にはキーボードと一体化のものもあるなど、種類は様々にあります。自分のiPadの使い方によっておすすめのiPadケースは変わってきます。
そのため、ケースに必要な要素から自分に合うものを探してみてください。
本記事では、iPadにおすすめのケースを紹介していきます。
iPadケースの選び方
iPadケースを選ぶ基準は以下の4つです。
- 両面 or 片面
- スタンドとして使える
- Apple pencilの収納場所
- キーボードを付けるかどうか
上から順番に考えていきましょう。
両面 or 片面ケース
そもそもケースをどこにつけるかによってケースが変わります。
「iPadケースを一切つけない」という人以外は以下の3種。
- 両面にケースをつける
- 表面にケースをつける
- 背面にケースをつける
このうち、1番多いのは両面につけられるケースです。ディスプレイの面と背面どちらも保護できます。
表面や背面につけるケースはそもそも数が少ないです。軽い
表面ケースではディスプレイを背面ケースでは机の上で使うときに机上と擦れて傷がつくのを防ぎます。
また、両面のケースや表面のケースでは3点式のケースが多いので、iPadのスタンドとしても使えます。
スタンドとして使える
動画を見るときや、キーボードで打ち込むとき、横向きにiPadを立てて入力や書き込みをするときにケースをスタンドとして使えます。
- 動画を見る
- キーボードで打ち込む
この2つの時は、折りたたみ式のiPadスタンドでも代用できますが横向きにiPadを立てて入力・書き込みをするようなときにはケースが必要です。
Apple pencilの収納場所
表面・背面の片面のケースには基本的にはApple pencilを収納するところはありません。なので、別のApple pencil用のバンドを使ってケースに付ける必要があります。
それに対して両面のケースでは、Apple pencilをはめ込むことができるケースがあります。
Apple pencil1(iPad pro用以外のもの)は、iPadの側面につかないので持ち運びには少し不便です。なので、保管場所に困るというのであればApple pencilの収納場所のあるケースを買うかバンドをつけるのもお勧めします。
キーボードの有無
キーボードが一体となったケースもあります。このケースについているキーボードは本体との接触でやりとりをします。
そのため、一般的なBluetoothのキーボードと違って給電の必要がなく安定した接続ができます。
しかし、そもそもキーボードをずっとつけている状態になるのでどんなに薄いキーボードでもある程度の重さになってしまいます。
ここからは、用途別におすすめのケースを紹介します。
紹介するケース3種類の比較は以下のとおりです。
種類 | Apple pencilでの書き込み | スタンド | Apple pencil収納 | 重さ | |
---|---|---|---|---|---|
3点式ケース | ◯ | ◯ | ◎ | ◯* | ◯ |
キーボード付ケース | △ | △ | ◯ | × | △ |
片面(背面)ケース | △ | ◎ | × | × | ◎ |
おすすめの3点式ケース
3点式ケースはごく一般的なケースで最も種類が多いので自分が好きなデザインを選ぶことができます。
また、 ケースがiPadスタンドにもなるので、パソコンライクに使う人動画視聴に使う人、横向きにiPadに書き込みをする人におすすめです。
ケースによってはApple pencilの収納のスペースがあるのでApple pencilの持ち運びも簡単。
Apple pencil利用がメインで縦向きに利用する人は、開き方に注意しましょう。ケースの表面カバーを開いた状態にしてしまうと開いた部分にiPad1枚分のスペースが必要になります。また、もし折り返してしまうと本体が不安定になってApple pencilでの書き込みがしづらくなってしまいます。
3点式ケースの中でおすすめのものは以下の3つです。
Smart Cover
Apple公式から出ているsmart coverは、背面は必要ない、ディスプレイだけ守りたいという人のためのケースです。
表面しかカバーがないにも関わらず、3点式という良さは持ちながらディスプレイを保護し、さらに手軽に持ち運べます。
ここからは両面のケースです。IPadを初めて買うならおすすめなのが以下の両面ケースです。
Apple pencil入り両面ケース
Apple pencil入れが欲しい人にとって唯一最適なケースです。
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Apple pencil無し両面ケース
Apple pencil入れがなく、両面が保護できる3点式のケースです。
おすすめのキーボード付きケース
先ほど紹介したようにキーボード付きケースでは給電の必要がなく安定したキーボードを使えるので、パソコンライクに使うような人にはおすすめです。
しかし、そもそもiPad+ケースがかなり重くなってしまいます。キーボードを使わない時はただの飾りになってしまうので、以下の2つを確認しましょう。
- キーボードを取り外しできるか
- 自分は本当にキーボードを使うのか
自分が本当にキーボードを使うのかはさておき、このキーボードを取り外せるのか?は、Apple pencilで書き込む時など他の使い方をするときに少し関わってきます。
先ほどの3点式ケース同様縦向きにiPadを使用する時、折りたたんでしまうとガタガタします。
便利な一方でキーボード入力メインでない人には、少し向かないキーボード付きケース。その中でおすすめは、Smart keyboardです。
Smart keyboardは、Apple公式よりでているキーボード付きケースで、薄いキーボードでとても軽いの一言に尽きます。また、ファブリックな材料でできているので、万が一飲み物をこぼしても簡単に拭き取れます。
Smart Keyboard(片面)
Smart Keyboardは、iPad Pro 2世代、1世代。iPad Air 3世代、iPad 7世代に対応しています。
軽いキーボード付きで、表面のみをカバーするケースです。Smart coverのキーボードverみたいなものです。
もし必要であれば、背面のカバーを一緒に購入しましょう。
Smart keyboard folio
Smart Keyboard folioは、iPad Pro 3世代のみに対応しています。
Smart keyboardとの大きな違いはカバーしている面。表面・背面ともにカバーしているのでこれ1つでキーボードとしてカバーとして使えます。
おすすめの片面ケース
今までも片面のケースがありましたが、ここでいう片面ケースとはiPadの背面のケースです。
片面ケースの最大の利点はその軽さです。iPad自体は軽いのにカバーが重くて持ち運びが大変になっては本末転倒です。
- smart keyboardの背面部分として使いたい人
- iPadを保護しつつ軽量にしたい人
にとって背面ケースは最適です。
また、TPU製のケースは耐久性に優れているので、軽さと丈夫さを共存させています。
よく聞かれるのが、表面にカバーをしなくても平気なのか?ということです。意外とフィルムは強いので、バッグの中に硬いものや尖っている物を入れてなければ傷つく心配はないと思います。
TPUの背面のみのカバー
iPad pro用とそれ以外用では少し異なります。
iPad pro用は背面と側面全てが覆われていますが、それ以外のものではsmart keyboardをつけることを想定されているので、側面が開いた構造になっています。
筆者の使用おすすめ
僕は、iPadをパソコンライクというよりもApple pencilでの書き込みメインで使うことが多いです。
iPad Pro 10.5(旧iPad Pro)の時は、3点式両面ケース(Apple pencil入れ無し)→Smart Keyboard + 背面ケース。
iPad proに切り替えてからは、3点式ケース→背面TPUケースへと変えました。
3点式ケースは万人受けするのでとりあえずケースを選びたいという理由で選びました。
キーボードを使い機会も多かったのでSmart keyboardを買いましたが、Smart keyboardを外し、背面ケースのみで使うことも多くありました。また、iPad proでも同様に背面TPUケースを使っています。
iPadの持ち運びの便利さを最大限生かしつつ、机の上での傷を防ぐ背面ケースが最もおすすめです。